6月16日 Sarria - Portmarin サリア から ポルトマリン
6月16日 Sarria - Portmarin サリア から ポルトマリン
前回と同じように雨の中を出発。またたくまに篠を突く降りになってめげてしまう。
冷たい雨だが雨具の中は暑くかなり汗ばむ。ぬかるみにはまらないように路面をにらみながら
歩いていたら、前川清のメロディが浮かんできた「ああぁ~ガリシアは~今日も雨だぁった~」
幸いに雨は二時間程で止み助かった。
暖をとりに前回と同じバルに入ったら中は改装されてえらくきれいになっていた。
写真は柱にかけられた一休みする巡礼達のレインコート。
弁当忘れても傘忘れるなのガリシア。緑いっぱい、そして苔むしている。
サンチアゴまで100キロの道標に到達。韓国人の若者達がいた。
旅の終わりが見えてきた。今のペースならあと5日。
疲れもかなりたまってきていて、体調万全とはいえなく、前回と異なって名残を惜しむ気持は
なくて、早く着きたい。
その意味では奥さんの方が安定している。
もう少し頑張ろう。
ポルトマリンへの橋を渡る。またあの高台へ上がらなきゃ…
ポルトマリンの教会。この前の広場とその周辺が町の中心。
広場に白いベンツのタクシーデービッドがいた。
5年前ポルトマリンから5キロ先のゴンサルに泊ったらベッド以外になにもなく、
電話で呼んで食事にポルトマリンまで往復してもらった。
写真を撮っただけで、なんだ乗ってくれないのかと拍子抜けの体だった。
前回と同じように雨の中を出発。またたくまに篠を突く降りになってめげてしまう。
冷たい雨だが雨具の中は暑くかなり汗ばむ。ぬかるみにはまらないように路面をにらみながら
歩いていたら、前川清のメロディが浮かんできた「ああぁ~ガリシアは~今日も雨だぁった~」
幸いに雨は二時間程で止み助かった。
暖をとりに前回と同じバルに入ったら中は改装されてえらくきれいになっていた。
写真は柱にかけられた一休みする巡礼達のレインコート。
弁当忘れても傘忘れるなのガリシア。緑いっぱい、そして苔むしている。
サンチアゴまで100キロの道標に到達。韓国人の若者達がいた。
旅の終わりが見えてきた。今のペースならあと5日。
疲れもかなりたまってきていて、体調万全とはいえなく、前回と異なって名残を惜しむ気持は
なくて、早く着きたい。
その意味では奥さんの方が安定している。
もう少し頑張ろう。
ポルトマリンへの橋を渡る。またあの高台へ上がらなきゃ…
ポルトマリンの教会。この前の広場とその周辺が町の中心。
広場に白いベンツのタクシーデービッドがいた。
5年前ポルトマリンから5キロ先のゴンサルに泊ったらベッド以外になにもなく、
電話で呼んで食事にポルトマリンまで往復してもらった。
写真を撮っただけで、なんだ乗ってくれないのかと拍子抜けの体だった。
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by martha1998
| 2012-06-17 08:40
6月15日 Triacastela - Sarria トリアカステラ から サリア
6月15日 Triacastela - Sarria トリアカステラ から サリア
今日も天気に恵まれた。屋外肉体労働者はそれだけで幸せな一日になる。
もう厳しい山登りはないが、今日もいきなり1時間半の上りで堪えた。
田舎道の光景を楽しんだあと、サリアへの下りで砂利に足をとられて転び左膝を強打して
少しひねり、びっこをひきながらサリア到着。
今日は20キロもない距離だったから楽だった・・ そうかな?
写真はのどかな牧畜風景。
サリアの旧市街地へ上がる道の階段。この上にアルベルゲやペンションがあるから、
最後のあがきみたいに切なくあえいで登る。
ツーリストインフォメーションで教えてもらっ新しいアルベルゲに入る。
サリアの旧市街の坂の通りは巡礼路でもある。
サリアからカミノを始めると100キロを越え巡礼完歩証書を貰えるので、ここから巡礼の
数が飛躍的に増えるという。
それにしてもアルベルゲの数が分かっているだけで9つに増えているから、カミノ・コマーシャリズムは
現実のことらしい。明日からはどんな歩きになるのだろうか?
夕食は観光ずれしていそうでためらったレストラン(前にここの二階でインターネットを使った)のパエヤと
ブルゴス以来やっと見つけたチューレタス・デ・コルデロ(仔羊の骨付肉のグリル)。超美味しかった。
サリアの出口にあるローマ時代の石橋。前回はここで数日前に顔見知りになったイタリア人が
「みろ、これはローマが作ったものだ、メードインジャパンじゃないぞ」と大いに笑わせて
くれたものだ。
今日も天気に恵まれた。屋外肉体労働者はそれだけで幸せな一日になる。
もう厳しい山登りはないが、今日もいきなり1時間半の上りで堪えた。
田舎道の光景を楽しんだあと、サリアへの下りで砂利に足をとられて転び左膝を強打して
少しひねり、びっこをひきながらサリア到着。
今日は20キロもない距離だったから楽だった・・ そうかな?
写真はのどかな牧畜風景。
サリアの旧市街地へ上がる道の階段。この上にアルベルゲやペンションがあるから、
最後のあがきみたいに切なくあえいで登る。
ツーリストインフォメーションで教えてもらっ新しいアルベルゲに入る。
サリアの旧市街の坂の通りは巡礼路でもある。
サリアからカミノを始めると100キロを越え巡礼完歩証書を貰えるので、ここから巡礼の
数が飛躍的に増えるという。
それにしてもアルベルゲの数が分かっているだけで9つに増えているから、カミノ・コマーシャリズムは
現実のことらしい。明日からはどんな歩きになるのだろうか?
夕食は観光ずれしていそうでためらったレストラン(前にここの二階でインターネットを使った)のパエヤと
ブルゴス以来やっと見つけたチューレタス・デ・コルデロ(仔羊の骨付肉のグリル)。超美味しかった。
サリアの出口にあるローマ時代の石橋。前回はここで数日前に顔見知りになったイタリア人が
「みろ、これはローマが作ったものだ、メードインジャパンじゃないぞ」と大いに笑わせて
くれたものだ。
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by martha1998
| 2012-06-17 08:36
6月14日 O Cebreiro - Triacastela オ・セブレイロ から トリアカステラ
6月14日 O Cebreiro - Triacastela オ・セブレイロ から トリアカステラ
朝はいい天気だったが、歩き始めてすぐに雲が広がり霧雨になる。
セブレイロからは更にサン・ロケとポイオの二つの峠を越えなければならない。
もう下りと思っているからこれがきつい。
ポイオ峠からはトリアカステラまで約650mの高さを一気に下る。今日は20キロ強の歩き。
写真はサン・ロケ峠に立つ巡礼像。朝は逆光でシルエットしか写らない。
ガリシアに入るとサンチアゴまでの残りのキロ数を示す道標が500mおきに立っている。
この道標によれば、フォンフリアからあと139キロ。
情報によって距離数はかなり異なるけれど、ひとつの参考にはなる。
フォンフリアからの下り道からは素晴らしいパノラマが楽しめた。前回は雲の中だったので
この景色を知らなかった。
かなり高度は下がってきたけれど、まだこんな牧草地の景色が見える。
遠くにトリアカステラの家々が見える。あと2キロ、30分くらいで到着か。
アルベルゲの洗濯室。下が洗濯、上が乾燥。手前に順番待ちの洗濯物。
うちのはいま洗濯機の中。右側は手洗いの洗濯場。
以前より洗濯機と乾燥機が設置してある。それぞれ3-4ユーロで、案外いい収入源になっているとみた。
楽することしか考えていない我々は手洗いの洗濯を随分サボっている。
朝はいい天気だったが、歩き始めてすぐに雲が広がり霧雨になる。
セブレイロからは更にサン・ロケとポイオの二つの峠を越えなければならない。
もう下りと思っているからこれがきつい。
ポイオ峠からはトリアカステラまで約650mの高さを一気に下る。今日は20キロ強の歩き。
写真はサン・ロケ峠に立つ巡礼像。朝は逆光でシルエットしか写らない。
ガリシアに入るとサンチアゴまでの残りのキロ数を示す道標が500mおきに立っている。
この道標によれば、フォンフリアからあと139キロ。
情報によって距離数はかなり異なるけれど、ひとつの参考にはなる。
フォンフリアからの下り道からは素晴らしいパノラマが楽しめた。前回は雲の中だったので
この景色を知らなかった。
かなり高度は下がってきたけれど、まだこんな牧草地の景色が見える。
遠くにトリアカステラの家々が見える。あと2キロ、30分くらいで到着か。
アルベルゲの洗濯室。下が洗濯、上が乾燥。手前に順番待ちの洗濯物。
うちのはいま洗濯機の中。右側は手洗いの洗濯場。
以前より洗濯機と乾燥機が設置してある。それぞれ3-4ユーロで、案外いい収入源になっているとみた。
楽することしか考えていない我々は手洗いの洗濯を随分サボっている。
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by martha1998
| 2012-06-16 00:10
6月13日 Vega de Valcarce - O Cebreiro ヴェガ・デ・ヴァルカルセ から オ・セブレイロ
6月13日 Vega de Valcarce - O Cebreiro
ヴェガ・デ・ヴァルカルセ から オ・セブレイロ
夜は冷え込んで、みんなガスストーブの前に集まってくるくらい。
着衣のまま寝袋の中で寝て暑くなり、脱け出して寝ていて寝冷えしたらしい。
明け方にお腹の具合が怪しくなり、朝食もまともにせず登頂開始。
標高差700mは丹沢で慣れた高さだが、連続した急な坂道を11-13kgのリュックを担ぐと
さすがに参った。
それでも晴れ上がって雄大な眺望を楽しめたのは運が良かった。
正午には頂上に到着したが、今日はこれでお終い。
ところでこの峠にまた日本人パックツアーが登場。
バスでカミノの名所を訪れ、ちょっと歩く真似事もするらしく、デイパックに貝殻をぶら下げて
いきがっていた。
写真はセブレイロへの中腹からの眺望。
前回はエリカの花盛りの山だったが、今度は山中がエニシダで黄色い。幸いによく晴れたので青い空。
出発して4時間弱、ガリシア州ルゴ県に入る。
サンチアゴがぐっと近づいた感じがする。
だれかが壊れたブーツに赤いガムテープを巻きつけて飾りに置いていた。
オ セブレイロの石造りの教会。
アルベルゲは施設も管理人も気に入らなかったので、写真の前回泊まった民宿Fradeにする。
同じおばさんがいて、隣の店もやっていたが、来年にはやめるって。歳かな~?
前にもこの民宿にいた大きな犬レオンが健在だったが13歳とのことで、みるからに年をとったと感じる。
ヴェガ・デ・ヴァルカルセ から オ・セブレイロ
夜は冷え込んで、みんなガスストーブの前に集まってくるくらい。
着衣のまま寝袋の中で寝て暑くなり、脱け出して寝ていて寝冷えしたらしい。
明け方にお腹の具合が怪しくなり、朝食もまともにせず登頂開始。
標高差700mは丹沢で慣れた高さだが、連続した急な坂道を11-13kgのリュックを担ぐと
さすがに参った。
それでも晴れ上がって雄大な眺望を楽しめたのは運が良かった。
正午には頂上に到着したが、今日はこれでお終い。
ところでこの峠にまた日本人パックツアーが登場。
バスでカミノの名所を訪れ、ちょっと歩く真似事もするらしく、デイパックに貝殻をぶら下げて
いきがっていた。
写真はセブレイロへの中腹からの眺望。
前回はエリカの花盛りの山だったが、今度は山中がエニシダで黄色い。幸いによく晴れたので青い空。
出発して4時間弱、ガリシア州ルゴ県に入る。
サンチアゴがぐっと近づいた感じがする。
だれかが壊れたブーツに赤いガムテープを巻きつけて飾りに置いていた。
オ セブレイロの石造りの教会。
アルベルゲは施設も管理人も気に入らなかったので、写真の前回泊まった民宿Fradeにする。
同じおばさんがいて、隣の店もやっていたが、来年にはやめるって。歳かな~?
前にもこの民宿にいた大きな犬レオンが健在だったが13歳とのことで、みるからに年をとったと感じる。
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by martha1998
| 2012-06-15 21:51
6月12日 Cacabelos - Vega de Valcarce カカベロス から ヴェガ・デ・ヴァルカルセ
6月12日 Cacabelos - Vega de Valcarce
カカベロス から ヴェガ・デ・ヴァルカルセ
6時、雨、厚手の洗濯物はまだ湿っている。
雨具をつけて歩き始めた。
ヴィジャフランカ・デル・ビエルソまでの道は前回と違って、さくらんぼ事件の手前で右に
入って、あとはワイナリーとさくらんぼの畑の中をかなりきついアップダウンの連続。
写真はそのワイナリーのひとつ。
明日の急な登りを考えると、今日はなるべく距離をかせぎたい。ビエルソからの急な山登りの
ルートを避けて国道沿いの道を急ぎヴェガ・デ・ヴァルカルセまで26キロ位を歩く。
泊りは町の入口のブラジル・カミノ友の会が設立したアルベルゲ・ブラジル。
親切な管理人のヨアンナも豆の煮込み料理もよかった。
いつも背の低いブドウの畑を写しているけれど、こんな古木が多い。
収穫が終わると枝を落として幹の高さは1メートル以上にはしないから、節くれだった幹になる。
後半の歩きは高速道路と国道沿いの味気ない道が多かった。
通りかかった村のきれいに花が飾ってある家のドアに配達された?パンがぶら下がっていた。
ラ・ポルテラの巡礼像。
下にサンチアゴまで190キロとある。例によって他の情報では残り167キロというのもあるが、
200キロを切ったのは間違いなさそう。
急な登りに備えてみんなこの谷間の村に押しかけてくるから、新しいアルベルゲ、バル、レストランが
えらく増えている。カミノは田舎の村ほどビジネスになっている。
カカベロス から ヴェガ・デ・ヴァルカルセ
6時、雨、厚手の洗濯物はまだ湿っている。
雨具をつけて歩き始めた。
ヴィジャフランカ・デル・ビエルソまでの道は前回と違って、さくらんぼ事件の手前で右に
入って、あとはワイナリーとさくらんぼの畑の中をかなりきついアップダウンの連続。
写真はそのワイナリーのひとつ。
明日の急な登りを考えると、今日はなるべく距離をかせぎたい。ビエルソからの急な山登りの
ルートを避けて国道沿いの道を急ぎヴェガ・デ・ヴァルカルセまで26キロ位を歩く。
泊りは町の入口のブラジル・カミノ友の会が設立したアルベルゲ・ブラジル。
親切な管理人のヨアンナも豆の煮込み料理もよかった。
いつも背の低いブドウの畑を写しているけれど、こんな古木が多い。
収穫が終わると枝を落として幹の高さは1メートル以上にはしないから、節くれだった幹になる。
後半の歩きは高速道路と国道沿いの味気ない道が多かった。
通りかかった村のきれいに花が飾ってある家のドアに配達された?パンがぶら下がっていた。
ラ・ポルテラの巡礼像。
下にサンチアゴまで190キロとある。例によって他の情報では残り167キロというのもあるが、
200キロを切ったのは間違いなさそう。
急な登りに備えてみんなこの谷間の村に押しかけてくるから、新しいアルベルゲ、バル、レストランが
えらく増えている。カミノは田舎の村ほどビジネスになっている。
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by martha1998
| 2012-06-13 18:13
カミノの日々を報告します
by martha1998
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