6月21日 Lavacolla - Santiago de Compostela ラヴァコージャ から サンティアゴ・デ・コンポステラ
6月21日 Lavacolla - Santiago de Compostela
ラヴァコージャ から 聖地サンティアゴ・デ・コンポステラ
雨の予報は見事に外れて、楽な歩きで10時半過ぎにカテドラルに無事到着。
ここでなにか気の利いたことを云わなければならないのだろうが、達成感、安堵感、脱力感…
諸々の感情が入り混じって、前回と同じ形容しがたい気持。
平和な気持ちになれたことは間違いありません。奥さんとももっと仲良くなれたかな。
この町では、もっと多くの顔見知りに出会いおめでとう、よくやったねと、ハグと握手の交換が続く。
レオンで会った不思議な縁の日本人ご夫妻にも再会した。これがカミノの世界。
取り敢えず2泊することにする。
インターネットには恵まれず、ずっと日本語は不可。写真は見られるのでアップデートされていて、
コメントがあることも分かっても、それ以上は手も足も出ない状況です。
これからバルセロナとオランダに寄って、日本に戻ってから見ることにします。
カミノ紀行記はこの報告で終わりにします。ご声援有難うございました。
K君、色々助けていただいて有難うございました。
追伸:5月11日にサン・ジャン・ピエ・デ・ポーから歩き始めて5月に21日、6月に21日、
計42日の歩きでした。その間の経費(宿泊とたっぷり食べて飲んだ食費がほとんど)は
大体3400ユーロ(約34万円?)でした。ご参考までに。
ラヴァコージャ から 聖地サンティアゴ・デ・コンポステラ
雨の予報は見事に外れて、楽な歩きで10時半過ぎにカテドラルに無事到着。
ここでなにか気の利いたことを云わなければならないのだろうが、達成感、安堵感、脱力感…
諸々の感情が入り混じって、前回と同じ形容しがたい気持。
平和な気持ちになれたことは間違いありません。奥さんとももっと仲良くなれたかな。
この町では、もっと多くの顔見知りに出会いおめでとう、よくやったねと、ハグと握手の交換が続く。
レオンで会った不思議な縁の日本人ご夫妻にも再会した。これがカミノの世界。
取り敢えず2泊することにする。
インターネットには恵まれず、ずっと日本語は不可。写真は見られるのでアップデートされていて、
コメントがあることも分かっても、それ以上は手も足も出ない状況です。
これからバルセロナとオランダに寄って、日本に戻ってから見ることにします。
カミノ紀行記はこの報告で終わりにします。ご声援有難うございました。
K君、色々助けていただいて有難うございました。
追伸:5月11日にサン・ジャン・ピエ・デ・ポーから歩き始めて5月に21日、6月に21日、
計42日の歩きでした。その間の経費(宿泊とたっぷり食べて飲んだ食費がほとんど)は
大体3400ユーロ(約34万円?)でした。ご参考までに。
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by martha1998
| 2012-06-22 07:57
6月20日 Arzua - Lavacolla アルスア から ラヴァコージャ
6月20日 Arzua - Lavacolla アルスア から ラヴァコージャ
サンチアゴまであと2日。
ここまで来たらと安心感がでたか、アップダウンがそれほどきつくなかったせいか、
それとも夕べたらふく食べたローストラムと肉じゃがみたいなポテトがエネルギー源に
なったか、今日の歩きは快調。
あまり休みもとらず、正午過ぎには前回泊ったルアのオーベルジュにさしかかる。
ここのフランス料理風の味は素晴らしかったので早い昼食にする。
厨房の支度を始めたばかりでメニューは限られたが美味しい軽食を作ってくれた。
これで元気が出て当初予定した20キロ弱のペドロウソを越えて、11キロ先のラヴァコージャ
まで行く。
30キロを超える歩きを最後に経験。歩けたけれど、疲れた。
サンチアゴまであと十数キロ、明日の午前中には着きます。
写真は出発から1時間後、向こうの尾根の上に出発したアルスアの町が見える。
ガリシア、それもラ・クルーニャに入るとユーカリの木が増える。
野生もあるが植林された林が多く、その中を歩いたら爽やかな香りに包まれる。
色々嗅いでみたら香りが強いのは葉で、それも幼木の葉が最も香る。
コアラは香ばしくて美味しい餌を食べていたんだ。
サンチアゴ空港の離着陸の現代的騒音を聞きながら長い坂を下りて右へ曲がったら… この標識。
えっ?これは最後の日に見たんじゃなかったっけ? いつのまにラヴァコージャを通り過ぎたんだ?と
二人してパニック!
ラヴァコージャはさらに4キロ先でした。
この標識は印象が強かったから最終日に見たとインプットされていたらしい。
ラヴァコージャにはアルベルゲはない。遅く着いて満室では困るので、前回泊ったホテル
San Paioに途中から電話で予約を入れた。
日課の洗濯も明日に回して、日本出国以来はじめて暖かい湯船にたっぷり浸かって…
「神様、もうなにも要りません」 安っぽく呼び出すなと叱られそう。
何故、30キロ?
数日前奥さんが「海鮮のおじやが美味しかったのは何処だったっけ?」そこは今度は
泊る予定にはなっていない。
それがこの写真のメニューです。
食べ物につられて30キロも歩いた訳で… その思いを十分に満足させてくれた。
ひんしゅくをかいそうな私達の食行動です。
サンチアゴまであと2日。
ここまで来たらと安心感がでたか、アップダウンがそれほどきつくなかったせいか、
それとも夕べたらふく食べたローストラムと肉じゃがみたいなポテトがエネルギー源に
なったか、今日の歩きは快調。
あまり休みもとらず、正午過ぎには前回泊ったルアのオーベルジュにさしかかる。
ここのフランス料理風の味は素晴らしかったので早い昼食にする。
厨房の支度を始めたばかりでメニューは限られたが美味しい軽食を作ってくれた。
これで元気が出て当初予定した20キロ弱のペドロウソを越えて、11キロ先のラヴァコージャ
まで行く。
30キロを超える歩きを最後に経験。歩けたけれど、疲れた。
サンチアゴまであと十数キロ、明日の午前中には着きます。
写真は出発から1時間後、向こうの尾根の上に出発したアルスアの町が見える。
ガリシア、それもラ・クルーニャに入るとユーカリの木が増える。
野生もあるが植林された林が多く、その中を歩いたら爽やかな香りに包まれる。
色々嗅いでみたら香りが強いのは葉で、それも幼木の葉が最も香る。
コアラは香ばしくて美味しい餌を食べていたんだ。
サンチアゴ空港の離着陸の現代的騒音を聞きながら長い坂を下りて右へ曲がったら… この標識。
えっ?これは最後の日に見たんじゃなかったっけ? いつのまにラヴァコージャを通り過ぎたんだ?と
二人してパニック!
ラヴァコージャはさらに4キロ先でした。
この標識は印象が強かったから最終日に見たとインプットされていたらしい。
ラヴァコージャにはアルベルゲはない。遅く着いて満室では困るので、前回泊ったホテル
San Paioに途中から電話で予約を入れた。
日課の洗濯も明日に回して、日本出国以来はじめて暖かい湯船にたっぷり浸かって…
「神様、もうなにも要りません」 安っぽく呼び出すなと叱られそう。
何故、30キロ?
数日前奥さんが「海鮮のおじやが美味しかったのは何処だったっけ?」そこは今度は
泊る予定にはなっていない。
それがこの写真のメニューです。
食べ物につられて30キロも歩いた訳で… その思いを十分に満足させてくれた。
ひんしゅくをかいそうな私達の食行動です。
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by martha1998
| 2012-06-21 10:25
6月19日 Melide - Arzua メリデ から アルスア
6月19日 Melide - Arzua メリデ から アルスア
5年前奥さんはメリデに着いた時、もう一歩も歩きたくなかったし、翌日のアルスアまでの
短い行程も辛かった思い出がある。
今日、その同じ道を歩いたらその時休んだバルやベンチがそのままあった。
大きな違いは奥さん自身の元気のよさで、休憩したのは一回だけ。
今日も15キロ弱の短い歩きで昼前には到着だったが、写真でも分かるようにアップダウンが
厳しかった、とは私の弁。
人気のない所に無人の屋台店があった。さくらんぼ、バナナ、キィウィ、オレンジ、桃、茹で栗、
カステラ、珈琲、水などが置いてあり、それぞれに値段がつけてある。
寄付よりはっきりしていていいなと、さくらんぼと栗を買った。
アルスア手前の村の建て直された石造りの家。
古い家でも手入れをするとまた百年以上使えるから、屋根が朽ちかかっても売りに出ている。
早く着いたのでアルベルゲにはまだ人気がない。
5年前奥さんはメリデに着いた時、もう一歩も歩きたくなかったし、翌日のアルスアまでの
短い行程も辛かった思い出がある。
今日、その同じ道を歩いたらその時休んだバルやベンチがそのままあった。
大きな違いは奥さん自身の元気のよさで、休憩したのは一回だけ。
今日も15キロ弱の短い歩きで昼前には到着だったが、写真でも分かるようにアップダウンが
厳しかった、とは私の弁。
人気のない所に無人の屋台店があった。さくらんぼ、バナナ、キィウィ、オレンジ、桃、茹で栗、
カステラ、珈琲、水などが置いてあり、それぞれに値段がつけてある。
寄付よりはっきりしていていいなと、さくらんぼと栗を買った。
アルスア手前の村の建て直された石造りの家。
古い家でも手入れをするとまた百年以上使えるから、屋根が朽ちかかっても売りに出ている。
早く着いたのでアルベルゲにはまだ人気がない。
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by martha1998
| 2012-06-20 09:36
6月18日 Palas de Rey - Melide パラス・デ・レイ から メリデ
6月18日 Palas de Rey - Melide パラス・デ・レイ から メリデ
今回のカミノではサンチアゴまで行き、また歩いて戻る人がとても多い。
尋常ではない気力と感心するしかない。脱帽。
我々はここ数日頑張ったので、今日は少し楽をして15キロ弱の歩き。
写真のような木漏れ日のガリシアの森の中の歩きを楽しむ。
きれいな小路と石の橋。
サリアからは荷物をXacobotransで送った軽装カミノやバスを使った怪しげな団体がふえるのは
今回も同じ。そしてタクシーもいい商売。高速で走り回っている。
こちらへ向かってくるときはLibre空車なのがおかしい。
フロレス村の入口の橋。メリデはあとわずか。
メリデにはガリシア名物プルポ・ガジェゴの専門店がある。
柔らかく茹でたたこの足を一口サイズに切り、オリーブオイル、塩、パプリカで味付け。
このサイズで二人前。
赤ワインは素焼きの茶碗で飲む。
前回も今回も、歩いている間に頭の中に色々な事が浮かんでは消えていく。
考えるという程の作業にもなっていないが、それでも時間はたっぷりある。
今回は社会に出てから引退するまでに関わってきた人達のことを思い出すことが多かった。
名前は思い出せなくても顔は覚えているから、ビジュアルの記憶は強いらしい。
仲のよかった人、言い争った人、色々教わった人、見習った人、反面教師、通り過ぎていった人、
長い付き合いの人、何度もゆきあう人…
このカミノでの他の巡礼達との出会いもどこか似ている。歩き始めた日に会ってから今でもよく会う人、
途中までよく会った人、途中からよく会う人、勿論一見さんも多い。
フロミスタまで毎日一緒だったアン・マリーからサンチアゴに着いたと連絡がきた。
このアメリカ人夫妻もパンプローナから頻繁に会う。今日はたこ屋で出会った。
今回のカミノではサンチアゴまで行き、また歩いて戻る人がとても多い。
尋常ではない気力と感心するしかない。脱帽。
我々はここ数日頑張ったので、今日は少し楽をして15キロ弱の歩き。
写真のような木漏れ日のガリシアの森の中の歩きを楽しむ。
きれいな小路と石の橋。
サリアからは荷物をXacobotransで送った軽装カミノやバスを使った怪しげな団体がふえるのは
今回も同じ。そしてタクシーもいい商売。高速で走り回っている。
こちらへ向かってくるときはLibre空車なのがおかしい。
フロレス村の入口の橋。メリデはあとわずか。
メリデにはガリシア名物プルポ・ガジェゴの専門店がある。
柔らかく茹でたたこの足を一口サイズに切り、オリーブオイル、塩、パプリカで味付け。
このサイズで二人前。
赤ワインは素焼きの茶碗で飲む。
前回も今回も、歩いている間に頭の中に色々な事が浮かんでは消えていく。
考えるという程の作業にもなっていないが、それでも時間はたっぷりある。
今回は社会に出てから引退するまでに関わってきた人達のことを思い出すことが多かった。
名前は思い出せなくても顔は覚えているから、ビジュアルの記憶は強いらしい。
仲のよかった人、言い争った人、色々教わった人、見習った人、反面教師、通り過ぎていった人、
長い付き合いの人、何度もゆきあう人…
このカミノでの他の巡礼達との出会いもどこか似ている。歩き始めた日に会ってから今でもよく会う人、
途中までよく会った人、途中からよく会う人、勿論一見さんも多い。
フロミスタまで毎日一緒だったアン・マリーからサンチアゴに着いたと連絡がきた。
このアメリカ人夫妻もパンプローナから頻繁に会う。今日はたこ屋で出会った。
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by martha1998
| 2012-06-19 08:43
6月17日 Portmarin - Palas de Rey ポルトマリン から パラス・デ・レイ
6月17日 Portmarin - Palas de Rey ポルトマリン から パラス・デ・レイ
濃い霧の中を出発。ちょっと晴れて曇り、午後は雨になってパラス・デ・レイ到着。
今日も7時間以上の長い歩き。
写真はガリシア特有の高床式倉庫。
ロマネスク様式のカミノの道標。
表に生誕の像、裏に架刑像が刻んである。これは生誕像。
12時半、ちょっとお腹も空いたので、長めの休憩をとってスープとパンを食べる。
昼食までまだ2時間以上歩かなくてはならない。
やっとたどり着いたパラス・デ・レイのアルベルゲ。
シャワー室は仕切りなし、男女の仕切りもなし! 奥さんがシャワーを終わるまで旦那も
シャワー室にいたから、次に使いたかったスペイン人の女性も待つしかなかった。
2段ベッド、大体奥さんが下でダンナが上になる。
上のベッドの支え板に落書きがあった。「痛みなくして栄光なし」全く同感。
濃い霧の中を出発。ちょっと晴れて曇り、午後は雨になってパラス・デ・レイ到着。
今日も7時間以上の長い歩き。
写真はガリシア特有の高床式倉庫。
ロマネスク様式のカミノの道標。
表に生誕の像、裏に架刑像が刻んである。これは生誕像。
12時半、ちょっとお腹も空いたので、長めの休憩をとってスープとパンを食べる。
昼食までまだ2時間以上歩かなくてはならない。
やっとたどり着いたパラス・デ・レイのアルベルゲ。
シャワー室は仕切りなし、男女の仕切りもなし! 奥さんがシャワーを終わるまで旦那も
シャワー室にいたから、次に使いたかったスペイン人の女性も待つしかなかった。
2段ベッド、大体奥さんが下でダンナが上になる。
上のベッドの支え板に落書きがあった。「痛みなくして栄光なし」全く同感。
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by martha1998
| 2012-06-18 18:38
カミノの日々を報告します
by martha1998
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